パートナーシップ構築宣言
「パートナーシップ構築宣言」という言葉を聞いたことはありますでしょうか? 日本商工会議所のサイトによると、「企業規模の大小にかかわらず、「発注者」の立場で自社の取引方針を宣言するものです。 より多くの企業が宣言することで、大企業も中小企業も付加価値に基づく適正な取引を尊重する機運が醸成されてきます。」と説明されています。 <参考:日本商工会議所> もう少しかみ砕いた表現をしますと、パートナーシップ構築宣言とは、 「各企業が「取引方針」をあらかじめ宣言することで、取引条件の「しわ寄せ」を防止し、適正な取引慣行を維持することを目標とするもの」です。 「取引方針」をあらかじめ宣言することにより、大企業としてはホワイトなイメージ、SDGsへの取り組みをアピールでき、中小企業としては従来のような取引条件のしわ寄せを防止することができます。また、中小企業自身も発注者の立場になることもあるため、大企業同様ホワイトなイメージ、SDGsへの取り組みをアピールすることができます。 宣言をすることによる効果・メリットはいくつかあります。 ・「宣言」は公式のポータルサイトに掲載される ・宣言企業はロゴマークを使うことができる ・一部の補助金(「ものづくり等補助金」や「省エネ補助金」など)で加点措置を受けることができる ・SDGsの目標のうち、5つの目標も同時に達成できる など、企業イメージのアップにつながるだけでなく補助金の加点措置もありますので、ホワイトな成長戦略を考える企業にとってはちょうどいい施策なのではないでしょうか。 登録については下記サイトより行えます。 https://www.biz-partnership.jp/outline.html 登録による直接的な利益があるわけではありませんが、これからの令和の時代、企業のイメージ戦略も大切な戦略の一つとなります、これを機に考えてみてはいかがでしょうか?